「おやこで味わう離乳食」講座

7/30ピッピ保育園の栄養士 千田祐子さんを講師にお迎えして、はっぴぃで初めての「離乳食講座」を開催しました。
朝の荒天で心配しましたが、4組の親子さんが集まってくれました。

ドアを開けるなり、準備中のキッチンから「いい匂い〜♪」
7〜9カ月のお子さんばかりで、同じくらいの月齢ならではの悩みや日々の出来事を話したりして、すぐに打ち解けたようです。 子ども達もみんなご機嫌で、隣の和室でオモチャに群がって遊んでいる様子にママ達もニコニコ。

さて、今日のメニューは・・・
☆野菜スープ
☆温野菜(野菜のやわらか煮)
☆鶏肉と人参のとろみ煮
☆やわらか鶏肉団子
☆白身魚のくず煮

離乳食を作るのに便利なミルサーやスプーンマッシャーといった器具類の紹介を交え、目の前であっと言う間に出来ていく離乳食に皆さん感嘆の表情。
白身魚を題材に、「5,6カ月頃はドロドロ状、7,8カ月頃は舌でつぶせる固さ、9〜11カ月頃は歯ぐきでつぶせる固さ、12〜18カ月頃は歯ぐきで噛める固さ」
と実際に見比べながら説明を聞いて、納得された様子。
「野菜も大きいまま煮た方がやわらかく、舌触りも滑らかになるんですよ」という話には「へぇ〜、すごい。逆転の発想ですね!」と驚きの声。

試食の頃には、子ども達も待ちきれない様子で落ち着かなくなってきました。配膳してる間に振り返ってみたら・・・あら、もうみんな食べてる(^_^;)
手づかみ食べであっと言う間に平らげる子、スープを美味しそうに飲んでいる子・・・
その表情を見て、こちらが幸せな気分になります。
この表情をお母さん達に見て頂きたくて、この講座をやりたい!と言い続けてきたんです!!

「離乳食って難しいし、面倒くさい」「レパートリーが増えなくて…」「部屋を汚されるのがイヤ」と、いろいろ悩みは尽きないようですが、多少の事には目をつぶり(勇気と辛抱は要りますが)、子どもの「食べる意欲」を大切に育んで頂きたいと思
います。
これからいろんな「食育」に関する講座を設けていきたいと思いますので、是非ご参加ください!  (スタッフ 皆川)