フードドライブからフードパントリー(分け合い)へ ~「フードシェアいちがお」がスタート

ピッピ・親子サポートネットでは、フードバンクかながわの活動に賛同し、ご家庭で余っている食品を提供していただく「フードドライブ」に取り組んできました。

この活動は「食べ物を無駄なく大切に消費していきたい」、そして「食料を必要としている方にちゃんと届き役に立ってほしい」という思いからです。6月22日、このフードバンクかながわの事務所兼倉庫を見学させてもらいました。

フードドライブ品を、カテゴリ別、賞味期限ごとに分類してありました。

フードバンクかながわでは、今年に入って新型コロナウイルス感染問題が広がる中で、食糧支援を必要とする方たちが急増したことを受け、主食となるお米を協力団体から提供してもらい、子ども食堂や各地の食糧の分け合い拠点に届けているとのことです。

この日は、横浜市南部エリアでフードバンク活動をされている「フードバンクはまっこ南」の下山さんにもお会いすることができて、取り組みの様子を伺うことができました。下山さんたちが当初、活動されていたフードバンク横浜では、特にシングルマザーを中心に食のサポートをしてきましたが、新型コロナウイルス感染問題が広がる中、サポートを必要とされる方たちが急増しました。横浜北部エリアからも問い合わせのメールが届いたそうです。しかし、フードバンク横浜の活動エリアは戸塚区など南部方面であり、横浜北部エリアの方たちがアクセスすることは難しいことでした。

生活クラブ生協から4.2トンのお米が提供されました。これを精米し1.5キロづつの袋詰めにして各地に届けられます。

 

ピッピ・親子サポートネットでは、これまで法人内の各事業所で食料の寄付を受けるフードドライブに取り組んできましたが、この7月からはフードパントリー(食べ物の分け合い拠点活動)にも参加します。

フードシェアいちがおの活動です。

青葉区や周辺地域の皆さん、フードドライブやフードバンク、こども食堂などに取り組む皆さんと連携し、活動していきたいと思います。