同行支援①
こんにちは、ピッピ移動支援事業となりのいえ金子です。
9月になり少しずつ涼しくなってきました。
今日はヘルパー2名での支援で同行支援というものを行いました。
同行支援とは、初めての利用者さんまたは支援に初めて入るヘルパーなどに普段支援に入っている慣れたヘルパーが同行し支援時の注意するポイントをレクチャーする支援です。
今回は普段私が支援している利用者さんを初めて支援に入る久保さんにレクチャーします。
久保さんはヘルパー歴が長いので本来なら私が教えを請う立場ですが…笑
同行支援を行う意味はいくつかありますが、支援者が違ってもある程度支援を統一することが大切です。
本人の得意・不得意、出来ること・難しいこと、好きなこと・嫌いなことなど基本的なことの共有はもちろんのこと普段の支援での様子を伝えながらヘルパー同士が同じ方向を向いて支援をすることが大切です。
例えば、Aヘルパーは本人の要求があるとコンビニに寄ってジュースを買ってあげるとします。
でも、Bヘルパーは本人の要求があっても持っている水筒のお茶で対応するとします。
利用者さんはどう感じるのでしょうか?
何にも思わないかもしれませんし、混乱してしまうかもしれませんし、利用者さんなりに使い分けてヘルパーによって要求するときとしないときが出来てしまうかもしれません。
今回の場合、ジュースを買うのが悪いわけではありませんしお茶で対応するのが良いとも言えません。
大事なのは、本人から要求があった際にヘルパーは普段どのように対応しているのかを共有しておくことが大事でAヘルパーとBヘルパーがジュースならジュース、お茶ならお茶で対応できることが支援の統一化に繋がるという一例でした。
ただ同じ人間が支援しているわけではないしその時の状況もあるし、同じ人間でも機械のように毎回同じ対応が出来るとも限りません。
ヘルパー同士が日々情報共有しながら出来る限り、支援が統一化出来ると利用者さんもどのヘルパーとも安心して支援を楽しめるように感じます。
本日は普段使っているルートを歩いて途中でアイスを食べました。
大人が2人付いていても普段通りの利用者さん。
初めての同行支援でしたが情報共有し支援の統一化がうまくいったようで安心しました。