2020年スタートにあたって

新年あけましておめでとうございます。

 2020年は、子ども子育て支援計画の5年の見直しを経て新たな5年が始まる年です。また介護保険制度は昨年来、議論されている3年毎の見直しが介護の社会化の後退に向かってしまうのか、目が離せない状況が続きます。

 ピッピ・親子サポートネットは、リンドグレン作の「長くつしたのピッピ」の物語にあるように、多様な人(大人もこどもも、そして動物も!?)が、自由で自立を謳歌できる社会でありたいと、子ども達が最初に出会う社会の入り口・ピッピ保育園を創りました。

「働いていてもいなくても預かる~保育園をすべての子育て家庭に開かれた場にしたい」
「ともに育ち、ともに暮らす~一人ひとりの自立や自発性を大切にしたい」
「場をひらく~いつでも立ち寄れていざというとき役に立つ場所でありたい」
「人を活かす~多様な働き方を応援したい」
「現場から社会をかえる~子育てや介護を社会全体で支えるしくみをよりよくしたい」
 この5つの基本姿勢のもと、今年も目の前のひとりの「困った」に寄り添う活動を続けたいと思います。 

                                2020年1月
                         NPO法人ピッピ・親子サポートネット
                                  理事長 友澤ゆみ子