介護保険制度改定に向けて当事者の声を届けたい

⭐︎オンライン署名は こちらから 

介護保険制度は「年老いても安心して暮らし続けられるように、それまで家族が担っていた介護を社会全体で支えることを目的につくられた制度でした。

  それから約20年がたとうとしていますが、この制度は3年ごとに見直しを繰り返し、一昨年には「要支援1,2」の認定の方たちの生活援助サービスが介護保険給付の対象から外れることとなりました。そして今、次期(2021年)の改訂に向けて、なんと「要介護1,2」の方の生活援助サービスも、介護保険給付の対象から外すという案が出ています。      
  現在、要介護認定をされている方の6割の方が要介護1,2の方たちといわれており、この方たちは在宅で、ホームヘルパー(訪問介護支援の生活援助サービス;食事作りや掃除など)やデイサービス(通所介護支援サービス)を使うことで生活の維持をされている方たちです。
 このサービスが使えなくなるということは、在宅生活が不可能になるといっても過言ではありません。
 

  10月3日、こんな現場の状況、声を届けたいという思いで、当事者である利用者さんと一緒に衆議院議員会館での国会議員勉強会のヒアリングに出向き、生の声を届けて来ました。

  もうこれ以上、介護の社会化が後退しないよう「介護保険制度の改定に対する要望書」を財務大臣、厚生労働大臣宛に提出することとし、署名活動も行われています。
どうぞご協力下さい。

こちらから署名用紙をダウンロードしていただけます。
オンライン署名は こちらから
*ピッピ親子サポートネットは、要望書提出の呼びかけを行っている介護の日実行委員会の協賛団体になっています。