そのときの体験をちょっと広げて、“スーパーあおいそら”を開店することにしました。
まず店内の構想から、みんなで相談。
「こどもがあそべるところがあるといいよ!」「たべるところも!」「かごとふくろもよういしないとー」とでるわでるわ・・・売り物のことも相談して決めました。
売り物の準備は材料に食料品の容器などの廃材を使います。
「おうちに何かあったらもってきてね」と声をかけたら、これまたくるわくるわ・・・スタッフもあれこれ持ってきて、そらの部屋の一角は廃材に埋もれてしまいました。
そのたくさんの材料を子どもたちに見せると、「すごーーーい!!」と大興奮。
大人にとってはただの空き容器でも、子どもにとっては宝の山のようです。はりきってたくさん商品を作ってくれました。
そしていよいよ開店!手作りのチラシと、お買い物用に財布(お金入り)を他のクラスに配りにいき、宣伝もばっちり。
「いらっしゃいませー!」とお客さんをお出迎えし、スーパーあおいそらは大盛況。
「これがおいしいですよ!」とお客さんにおすすめする商売上手な子、ピッ!とレジ打ちに一生懸命の子、食事スペースでのみものを配る子、小さい子のお世話をする子・・・とそれぞれ張り切ってお仕事してくれました。
「ぼくのつくったの、にんきだよ!」とうれしそうに教えてくれた子もいました。
一通り販売を終えたあとは店じまい。しかしみんなからは「あおさんはおかいものできないのー?」と、お客さんもやりたいとの声が・・・。
なので、閉店後は自分のお財布を画用紙で作り、明日は“スーパーあおいそら閉店売り尽くしセール”を行う予定です。
ぎょうざ作りから広がっていった今回のお店やさんごっこ。
並んだ商品に、ぎょうざの数が多かったのはご愛嬌です。