ピッピ保育園での放射線量測定結果

10月14日、横浜市による(担当は青葉消防署)ピッピ保育園園庭の放射線量測定がありました。
 ピッピ保育園の園庭はL路型ですが東西南北と、中央部分を測定するとのことで、
① 子どもたちの出入りする門扉付近、②玄関脇の雨樋下、③、④東名高速側の植え込み部分2カ所、⑤園舎東裏の東側角雨樋部分の5カ所での50cmの高さでの測定でした。
測定は、各ポイントを1分ごとに5回測定しました。
この中央値3つの平均の最低値と最高値が、HPに掲載されています。
横浜市のページ
 *測定内容
 地表50cmの空間γ(ガンマ)線量
 
 *測定日
 平成23年10月14日(金) 曇り
 *測定機器
型名:RDS-30(Mirion Technologies社製)
線量率測定範囲:0.01μSv/h〜100mSv/h

*園庭、公園で自主測定
 ピッピ保育園では、3月11日の東日本大震災後の福島第一原発事故による放射能汚染対策については、保護者の皆様のご協力を得ながら、子どもたちを放射能汚染から守るための対策をとるよう取り組んできました。
 6月からは、子どもたちが日常的に遊ぶ公園や園庭を,随時、調査してきました。(測定器:クリアパルス社のMr.Gamma、シンチレーション方式)
 これらの公園での測定値は今のところ全て、年間1ミリシーベルト(0.114μSv/h)以下です。

 ただ、保育園の東裏の雨樋下(地表部分)で、0.200μシーベルトを計測したことから、今回の青葉区からの調査の際に、雨樋下の測定もお願いしたのですが、原則50センチでの計測とのことで、公式な測定としては難しい、参考値としてならば、ということで5カ所の測定の終わった後、雨樋下で、こちらの測定器と並べて比較測定を行いました。
 結果は、当方の測定値より低い値でした。測定器の精度に差があるようです。区でも測定器を貸し出し中とのことですので、今後、これを借りて、再度、測定したいと思っています。
なお、この雨樋付近は、子どもたちは近づけないようにしております。

前の記事

おじいちゃんすすき

次の記事

ピッピカーニバル