【Report】はっぴぃスープの日

少し前のことになりますが、1月24日(金)に開催した「はっぴぃスープの日」のご報告です。
NPO法人ピッピ親子サポートネットの20周年プロジェクトの一環として
開催した今回のイベントは、保育園の栄養士さんをお招きして
給食お味噌汁を実際に作って食べる!というもの。

初のイベントということもあり、予約は定員5組がすぐに一杯に。
保育園の給食ってどんな感じ?お味噌汁は家で作るやり方と違うの?
など、参加者の方も興味津々で始まりました。

まず初めにピッピ保育園の栄養士さんから、保育園の食に対する思いや、給食に使っている食材などのお話があり、
給食では、基本は和食でシンプルな味付け、安心安全な食材を選びを大切にしているそう。
また、子どもたちが育てた野菜が給食で出ることもあるそうです。

デモンストレーションでは、食べやすい大きさの野菜の切り方などを教えていただいたり
葉物は口に残りやすいので、長めに煮込んで柔らかくすることや、
出汁も全部の栄養をとってもらいたいから粉出汁を使用など
子どもへの愛情が感じられる工夫がいろいろとありました。

栄養士さんに「食」についての様々な質問もあり、その中で
「食べてほしいものを食べてくれない。どうしたらいい?」という質問が。
― 無理に食べさせなくても大丈夫!成長と共に食べられることもあるし、
もしかしたら、硬さが合わなくて食べられないかもしれない。そこはちょっと工夫が必要かもしれないけど。
家では食べなくても、給食では食べたりすることも。もしかしたら、お腹の好き具合も関係があるかもしれないですね~。
と、子育て経験もある栄養士さんからの優しいアドバイスもありました。

また、給食で使用している食器にもこだわりが!
料理がおいしく見えるように、色は白
落としたら割れることを教えるため、素材は大人と一緒で陶磁器
子どもが持ちやすい大きさと食べやすい形状の器になっている等。
細かいところまで子どもたちのことを思っている保育園の姿勢が伝わってきました。

イベントを通して、保育園の食を大切にする姿勢を強く感じ、
やっぱり「食」って大事だな~と改めて感じることができました!

シンプルだけどこだわりが詰まった食器たち

 

かぶと油揚げのお味噌汁

 

ランチタイム

 

いつも通り遊ぶ子どもたち

離乳食でも使える野菜出汁も作って試食しました