利用者支援をする際の注意点②

こんにちは、ピッピ移動支援事業となりのいえ金子です。

8月13日~8月15日までお盆休みで支援はお休みでした。

8月も後半戦ですが、8月の暑い日々が「まだ半分あるのか…」と思う大人と「もう夏休みが終わっちゃう…」と感じる子どもたち…

自分もいつからか、前者になりつつありますが残りわずかな2022年夏を楽しみたいと思います!

そんな中、8月13日は台風が接近し低気圧で体調が優れない方がいたかと思います。

以前、利用者さんは気温より気圧の変化に敏感というようなお話をしたかと思います。

少し詳しく説明してみようと思います。

例えば、山の上は空気が薄く気圧が低いです。

ポテトチップスを山の上に持っていくとパンパンに膨れ上がります。

では、人間も山の上に行くとパンパンに膨れ上がるかというとそうではなく、受けている圧力と同じ力で跳ね返しています。

圧力に負けないように自律神経が働き、人間は膨れ上がることなくありのままを保つことが出来ます。

しかし、時には身体が対応しきれず頭が痛くなったり気分が悪くなったりします。

台風の際には、山の頂上にいるのと同等の現象が身体に起こります。

なので、普段より体調が悪かったり不調が続いたりします。

また、利用者さんの中には自分の健康状態を明確に伝えられる人ばかりではありません。

なので、頭が痛いことを伝えられず頭をガンガン叩いてしまったり熱があるわけでもないのに学校や作業所を休みたがったり…

支援する側の人は、前後の脈略を整理しながら急なイライラや理由の分からないパニックが起きた際には外的要因(利用者さん本人、支援者側の責任ではなく)を視野に入れながら対応できると良いですね。

私たちも自分の健康状態を正確に伝えらる日ばかりではありません。

なんかイライラする日、ちょっとダルい日、身体が軽い日、元気いっぱいの日…

ヘルパーは利用者さんの大きな違いから小さな変化まで気が付けるようにしたいですね!

暑い日々は続きますが、私たちも利用者さんも元気な時には活動的に過ごし、気分や体調が優れないときにはリラックスする時間を作りながらメリハリのある生活・日常を送っていきましょう!!

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