色々な人の移動…
こんにちは、ピッピ移動支援事業となりのいえ金子です。
リモートワークが可能になり、自宅で仕事が済む方も多くなりました。
それでも月に1回は出社しないといけなかったり、自分たちのような仕事だとリモートでは仕事が難しい職種も多いです。
長時間電車に揺られたり、歩いて行くには難しくバスを使ったり、健康のために自転車を使ったり…
「移動」といっても幅広いものです。
先日、横浜市営バスは減便をしたニュースが流れていました。
横浜市といえど、バスの運転者不足も如実に表れています。
運送、農業、福祉、教育…その他どの業界も人手不足。
どんな風に解決していくのかは知恵比べになりそうです。
随分前からこんなバスが青葉台付近を走っています。
一見普通のバスに見えますが…
とても長いバスで…
1人の運転手で2台分の乗客が乗れるようです。
バスの機能や形、道路の幅や運転手のスキルなど色々と考え尽くされた結果だと思います。
地域に住む方々のニーズに応えつつ、人手不足という課題も解決に近づける取り組みに感じました。
人々の移動をスムーズにすることは、多くの人に時間と気持ちのゆとりを作ることが出来ます。
障害者の移動支援は利用者本人に、ご家族に、通所する事業所に、時間や気持ちのゆとりを作れるサービスだと思います。
子育ても障害福祉サービスも介護サービスも、家族が行う役割から社会で行う仕事に変わりつつありました。
しかし、「人手不足」が進む中では使いたいときに使いたいサービスが使えず、結局家族が担うことになります。
「脱家族化」で家族の負担が減っていたものが、「再家族化」で家族に再度担ってもらうという雰囲気に戻りつつあります。
世の中の動き1つから自分たちの身近な生活まで色々なことが繋がっています。
「移動」という切り口から社会を見てみるのも良いかもしれません。