住み慣れた地域で安心して暮らすために、私達ができること


2015
年から要支援1・2のサービス(訪問・通所)が給付から外れました。
次期改定では要介護1・2の方達の支援を介護保険サービスの対象から外すことや生活援助サービスについては、「自費にする」ことなどが国の社会保障審議会介護保険部会で検討されています。現在、通所介護サービス(デイサービス)の利用者は要介護度1・2の方が殆んどです。多くの方達が長年、介護保険料を支払い続けて来たのに、いざというときに使えないことが起こります。

 私たちピッピ・親子サポートネットでは、要介護1、2の方達を介護保険対象から外さないで、という声を届けるために署名活動に参加しました。

 また8月31日には、青葉区山内地区センターで、ドキュメンタリー映画「徘徊ママリン87歳の夏」上映実行委員会に協賛しスタッフも参加しましたが、会場には多くの方達が見に来られ「認知症」に対する皆さんの関心の高さも感じました。

 認知症の「ママリン」がデイサースに出かける日、介護者の娘さんが送り出された後「自由だ!」という声をあげられるシーン。日々デイサービスの現場にいて、介護者にとってもレスパイトは大事な時間であることを実感しています。

 先日は社会保障審議会介護保険部会の傍聴に行ってきました。次期改定にむけ速いペースで会議が開催されています。私たちは、利用者にとって使いやすい制度になるよう現場で見えていることを発信していきたいと思います。