ピッピ・親子サポートネット第22回定期総会を開催しました。

待機児童が解消されつつある中で、保育の現場にも多機能支援が求められる今、私たちが大事にしてきた「はたらいていても、いなくても預かる」=一時保育や、場をひらくことの重要性が認識される時代となりました。
昨年度、保育事業においては、「乳児等通園支援事業」(誰でも通園)や、子育てひろば、文庫カフェなどの取り組みをスタートさせました。また、あらたに誕生したヘルパーケアと相談支援事業を担う「ワーカーズ・コレクティブ(W.Co)ぷらっと」のコーディネートにより、親子のつどいの広場や一時預かりやヘルパーケア事業がネットワークした支援を展開するなど、いくつか新しいことにチャレンジできました。一方で、介護保険事業を運営することの難しさにも直面しました。
ピッピ・親子サポートネットでは、現在6つのW.Coが11の事業を運営しています。
W.Coによる「雇う・雇われない」働き方は、従来の雇用を前提とする組織論とは一線を画すもので、さらに、協働憲章に基づき法人理事会と各ワーカーズ・コレクティブ(W.Co)が、双方の役割と責任を活かし合い、事業の運営と経営に共同責任を負うという運営スタイルは、なかなか複雑で前例もないので、正解が分からない、そして、迷いや戸惑いは尽きません。

そこで、総会終了後には、W.Coの大先輩企業組合ワーカーズコレクティブ.ミズ.キャロットすすき野代表の酒井由美子さん、元WCC理事長の向田映子さんをゲストスピーカーに迎えたトークセッションを開催。なぜW.Coという働き方を選んだのか、いかに民主的運営に基づいたルールを生み出してきたのかといったお話をうかがいました。
職種も事業規模も収支状況も構成メンバーも異なる法人内の6つのW.Coは、それぞれに個性がありますが、メンバー間やW.Co間、法人との関係性の中で互いに影響を与え合いながら変化し得る可能性を持ち合わせています。
難しいけれど、私たちは、知恵を出し合い、「考え続ける」ことをを楽しみたいと思います。
まずは、2026年度には、介護事業とともに、厳しい運営を迫られている学齢期支援も含めて、「ともに働く・暮らす」という姿勢を大切に、そのあり方を検討していきます。
