新年のご挨拶~フードドライブを始めます。

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 ピッピ・親子サポートネットは、子育て・介護の「社会化」をめざし、子育てや介護に関わる人たちが一人で抱え込まないで、身近な地域で安心してサポートを受けながら、ひとり一人がその人らしく暮らせる地域づくりをめざしてきました。

  設立以来、地域に必要とされることに取り組んできた私たちですが、この14年の間に「子育てや介護」に関わる人々の状況は良くなったでしょうか?
 残念なことに社会状況は、子どもの貧困率が13,9%、また「ワンオペ育児・アウェイ育児」という言葉が表す子育ての困難さは続き、子どもの虐待にまつわる悲しい事件もたびたび起こっています。さらに「8050問題」など高齢家族にも困難な未来を予測する言葉がつづきます。
  私たちは、まずは目の前に出会う方たちのために本来の事業に真摯に取り組むことが大事なことはいうまでもありません。ただ、本来事業だけではこぼれてしまう社会の問題に対して、周りにある小さな資源、少しの時間を活かして、できることから始めたいと思います。

「フードドライブ」の取組に参加します
 2018年3月に設立したフードバンクかながわは、社会の中にあふれた食べ物、その余剰品が活かされることなく廃棄される「フードロス」を減らし、必要とされるところに食べ物を届ける活動です。

 私たちピッピ・親子サポートネットには7つの拠点があり約150人の働く仲間がいます、また拠点では、日々多くの人たちに出会うことができます。このネットワークを生かして、フードバンクかながわの取組「フードドライブ」に、私たちも参加します。

★ピッピ・ボランティアチームをスタート
 身近にある「余ってしまう食品」を法人内の拠点で受取り、集約場所に届けます。第一回目の集約期間は1月15日〜19日。2回目は2月18日~23日。旗とポスターでお知らせし食べ物を集めます。ぜひ身近な窓口で、あなたの家で眠ってしまいそうな一品をお届け下さい。

                             (理事長 友澤ゆみ子)