昨年は、新規事業の大和市認可さくらの森保育園が開所して間もなくの、3.11東日本大震災でした。各事業所とも特に被害はなく子どもたちも、無事にご家族の元へおかえしすることができたことは幸いでした。しかし,その後の原発事故による放射能汚染の不安が続く中、安全対策をどうするか現場での悩みは続きます。「脱原発」へと舵を切って行く、私たち大人の責任も問われています。
さて新政権になって2年、目玉とされた「子育てを社会全体で支える」政策は、子ども手当の動向に象徴されるように、ずるずる後退しているようです。介護保険制度改正も、女性たちが家庭で担ってきた「アンペイドワーク」の評価の低さが、そのまま反映され給付抑制が進んでいます。現場から制度に対して発信をし続けること、法人としてのミッションを自覚し、日々を大切に活動に取り組んで参ります。
今年も、どうぞよろしくお願いいたします。
2012年 元旦
NPO法人ピッピ親子サポートネット理事長 友澤ゆみ子
ピッピ保育園園長 磯道静香、W.Coピッピふぁむ代表 松田薫 W.Coピッピキッチン代表 石田良恵/となりのいえ(学童保育・障がい児の居場所・ピッピデイサービス)施設長 橋本富美子、W.Co LaCasa代表 吉田香哉子/ヘルパーステーションみんなのいえ管理者 松本恩、W.Coみんな代表 平元広子/ピッピおやこの広場はっぴい W.Coはっぴいず代表 皆川典子/家庭的保育室りとるピッピ責任者 熊谷久枝/大和さくらの森保育園園長宮本純子 W.Co森のはらっぱ代表 伊知地るみ スタッフ・メンバー一同