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コラム

「感動!体験記~介護の現場は進化してる~」

 先日、私は、感動的な旅を体験した。
交通事故で負傷し、車椅子でリハビリ中の方が、神戸でのコンサートに横浜から行くというその方の妻(私の友人)との1泊2日の旅行に、私が付き添ったのである。
東京駅の車椅子専用の待合室、駅員さんによる新幹線ホームまでのスムーズな車椅子誘導、ベッドを備えた新幹線の個室、新大阪駅での介護タクシーの出迎え、純和風ホテルの可動式の土間、それぞれ、車椅子の方にとって無理なく移動できる環境が整っていた。
手足はまだ麻痺し、食事介助も必要、首も固定、胸から腰はコルセット着用状態のこの方は、このコンサートに行くことをリハビリの一つの目標とし、実現させた。これが、その後のリハビリにどんなに励みになるだろうかと深く実感した。
また、ケアマネ―ジャー、介護福祉士、ヘルパーとして働いている私自身にも、ご本人同様、大いに、今後の励みになる旅行だった。「無理」と決めつけがちな状態でも、医療関係者(看護師から家族・付添に対する様々な指導があり医者から旅行を許可された)、福祉関係者、駅員さん、ホテル従業員、タクシーの運転手等多くの方とご家族との連携で、実現するのだと思った。さらに、高機能の福祉用具、バリアフリーの施設等々、様々なコーディネイトの大切さも改めて感じた。
今でも、本当に、神戸までコンサートに行ってきたのだと思うと不思議な感動を覚える。
ヘルパーステーションみんなのいえでは、これからも、介護、子育てなどのお困りごとの相談にのり、その方らしく暮らせるよう、お手伝いをしていきたいと思っている。

(ヘルパーF記)

子育て支援の助っ人、ママでもなくばーばでもなく。

「やまださ〜ん」最近、駅前や電車の中で 若いお母さんやお子様たちに呼びかけられます。回らない舌で「まやださん」と呼ばれることも。
ママでもなく、ばーばでもない存在、それが私たちヘルパーステーションみんなのいえを象徴しています。

介護保険事業と共にもう一つの柱である独自事業の子育て支援では、若い方々の様々なお困り事に対応してきました。双子ちゃんのお世話はママが退院してすぐ応援要請がありました。なかなか体調が戻らない高齢出産のママからは、体調を崩される度に「急ですが来てくれますか」とお電話を戴きました。断らないをモットーに対応してきました。

ここに横浜市産前産後ケアへルパー派遣事業の仕事が加わりました。産前産後のお母様の日常生活の支援をします。現在私は2軒のお宅に伺っています。どんなに元気な方でも産前産後は不安なものですが、自分が体調不良では不安も一層募ります。そこでベテランの家事能力を発揮し掃除、調理、赤ちゃんのお世話と奮闘する訳です。

何よりの楽しみは、ママとの会話。30年前の経験でいいですかと大昔の話をしますが、皆さん喜んで聞いてくれます。私の話でも聞いて下さるんだと、逆に有難く思ったりしています。利用者さん達の「ありがとう」「助かりました」の声を励みに、これからもエプロン片手に頑張ります。

 (ヘルパーステーションみんなのいえ 山田淨子)

ヘルパーはウルトラウーマン?

介護保険法の改正で、在宅支援の主要なサービスのひとつ、ヘルーパーさんを派遣する訪問介護サービスで食事づくりや掃除など「生活支援」にかかわる時間単位がこれまでの1時間半から45分へと短縮されます。
本当に、この時間で必要とされているケアが提供できるのか、サービスを提供する側から見ると、とても心配な改訂です。
いつもの様子をレポートしますと・・・

「おはようございます!」「寒くなりましたが風邪ひかれてませんか?」ご挨拶しながら、顔色や部屋の様子など、あくまでもさりげなく観察します。「朝ごはん召し上がりました?お薬飲まれたかしら?お通じどうです?」しつこくならないようエプロン付けながら質問しちゃいます。「掃除しますね?どちらからしましょうか?」ご本人の意思を確認しながらケアー開始です。蒲団干し・掃除機がけ・トイレ・風呂掃除・に雑巾がけとやるべきことは盛りだくさん。しかし、一週間のご無沙汰なので話も弾み、掃除機の手を止めることもしばしば。あら大変!今日から入浴介助も入っているのね!「お風呂入れますね!」食事を作る時間はあるかしら、冷蔵庫チェック。この材料だと・・「シチューでいいですか?」酢の物とお浸しもつくりましょう。お風呂に誘導し、着替えを出します。キッチンで一仕事。「温まりましたか?」洗髪や背中・足を洗うのをお手伝いします。入浴後はドライヤーで乾かし整容、そして水分補給。
そんな合間に利用者さん、「あなた肩ひも落ちてるわよ。」やさしく直してくださいます。「お洗濯ものは脱水をゆるくかけて、たたんでパンパンとたたくとアイロン無しでもきれいなのよ。」スーパーなおばあちゃま方は家事の先輩。いろんなアドバイスもしてくれます。お食事をセットし、バタバタしないで、お布団を取り込み、お風呂のお湯を抜いて掃除し、諸々のものは元通りに置きます。記録書を記入し、時間はアッと言う間に経ってしまうのです。              (M.F)


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