5月25日、特定非営利活動法人ピッピ・親子サポートネットの第10回定期総会を開催しました。
多くの来賓のみなさんにも来ていただきメッセージをいただいて、励ましやこれからの活動へのヒントとなりました。ありがとうございます。
また、今回はゲストとして、この春に設立されたばかりのNPOくるみー未来、という団体の方たちをお招きして、お話しを伺いました。
この団体は、主に自閉症スペクトラムの人とその家族のQOL(生活の質)を高めるために当事者のお父さん達が中心となって立ち上げられた団体です。
パワーポイントを使っての障がい理解のプレゼンは、なかなか魅力的でした。
これから、いろいろ教えてもらいたいこともたくさんです。新しいつながりが生まれたことに感謝です。

以下は、総会議案書に書かせていただいたご挨拶です。

青葉区荏田西に、小規模で家庭的、働いていてもいなくても必要とする子どもとその家族に窓を開く認可保育園を開所するために、2004年5月に法人を設立して満10年になります。 翌2005年にピッピ保育園を開所、定員30人の保育園に定員15人の一時保育を併設することに私達の存在意義があると考えスタートしましたが、このことは10年経った今も変わらず、むしろ、ますます重要になって来ていると感じます。
 今年3月、ベビーシッターに預けられた子どもが亡くなるという痛ましい事件がありました。2000年に起こった大和市のベビーホテル事件から13年経って、子ども子育て新制度の施行を目前にした今、また制度の狭間で子どもが犠牲になってしまう事件が起こったことは、痛恨の極みです。
 ともすれば、子ども施策は待機児対策が最優先課題にされがちですが、休日保育などの実態を見ても、現場で必要とされていることは多様であり制度がなかなか追いついていないのが実感です。一昨年から志ある他のNPOと一緒に全国小規模保育協議会を立ち上げ、この基盤を通じて国の子ども子育て会議への提言活動に取り組んできましたが、引き続きネットワークを広げ共感を広げるための発信をしていきたいと思います。
 私達は、現場で見えたひとり一人のニーズに寄り添うことから新たな事業を生み出してきました。昨年4月から開所した大場町みんなのいえ<わたせハウス>では多世代が交流することで生まれる「もうひとつの価値」を実感する日々です。
 既成概念にとらわれることなく現場でみえることを大切に、また、広く社会の問題として捉えることを怠らず、一歩ずつ進んでいきたいと思います。
                             2014年5月25日
                          ピッピ・親子サポートネット
                             理事長 友澤ゆみ子