11月18日(日)、ピッピ・親子サポートネットのワーカー95人がピッピ保育 園に大集合。
3ヶ月かけて準備して来た法人全体研修でした。
午前は5つのテーマに分かれてのワークショップ、午後は、そのまとめの発表と 汐見稔幸先生による基調講演。
 汐見先生からは、今、子ども達のおかれている状況からお話いただきました。
今、こどもたちは、多くのルールの中にあって、自然の中で思いっきり遊ぶ経験 がない。異年齢の子ども達が一緒に遊ぶことで、小さな子は大きな 子のまねを して、ちょっとだけ背伸びしながら、ときには失敗したり、またいたずらもした りしながら、いろんな能力を身につけていくのが、本来 の子どもの育ちだった けれど、この30年くらいの間に、状況が大きく変化して来た。だからこそ、保 育園での遊びが大事、できるだけ「自分で決 めて」自由に遊べる環境、こども たちがルールに縛られず夢中になって遊べる時間をつくることに保育者は心を砕 かなければならない・・・などな ど様々な具体例も交えてお話頂きました。
 そして、先生は、日本の、今の若者の自己肯定感の低さに大きな危  機感をもた れていました。「自分は、まあまあだ」と思える若者が、諸外国に 比べて極端 に少ないとのこと。本当に哀しいことです。小さなうちから自分で決めて自分で チャレンジすることを大事にされてきたのかが大きく影 響するのではないか、 というのが先生の問題提起です。                                                                                
 保育だけでなく対人ケアに関わる私達は、あらためて、日々の活動の中で、 大人も子どもも「自己決定」できることを大切にしたい、自らを振 り返り、目 標をもって仕事をしようと、良い刺激となる時間をもらいました。